今回の「山視察」目的
山林バンクさんから山を購入して、2回目の現地確認に行ってきました。
何を確認しに行ったかというと「境界線」です。
購入時に、山林バンクさんからは「この土地の良い点は、山にしては珍しく境界線がはっきりしていること」と伺っていました。
山を購入する際、一番怖いのが境界線がわからないことです。
境界線がわからないと何が怖いかって「いざ売りたいと思っても売れない」ということになるからです。
売買するためには色々な書類が必要になりますが、山の場合一般的な登記簿ダメな場合が多く、森林簿(?だったと思う)という別の資料が必要になるのですが、その森林簿に境界線がはっきりわかるようになっていないといけないとかなんとか・・・面倒なことになるらしいです。(すみません詳しくないので専門的なことは調べてください。時間があれば調べて追記します。)
でも、今回購入した山はしっかりと境界線がわかっているということで、実際に山に入った時に境界線ってどうやって認識したら良いのだろうと思って現場に行ってみたわけです。
山に行く前の境界線確認準備
前回山に行った時に、ほぼ原生林で断崖絶壁か?と思うほどの急勾配だったので、どうやって境界を確認したら良いのだろうと、悶々と考えていました。
一番に思いついたのは、「とりあえずもらった境界線の地図の通りに歩けるかやってみてGPSで座標を記録しうよう」というものでした。
で、どうやってGPSで座標を記録すれば良いの?と考えてみて「やっりiPhoneでしょ」という結論に至りました。
だってね、iPhoneってすごいんですよね。何がすごいって・・・
- リアルタイムで地図上で自分の位置を確認できる
- 緯度と経度がわかる
- 距離を図れる
- 方位もわかる
- 移動した箇所をラベルで記録できる
- 特別なアプリを入れれば地形もわかる
これだけ揃っているんですからね、他にいらないでしょう。
ただ、実際にどうやってラベルに記録したら良いのか?とか大体の距離を事前に境界線の載っている地図と照らし合わせて確認しておきました。
現地に行って境界線の杭を探してみた
朝から自宅を出発して、山の近くの道の駅に寄り道したりしながら現地に到着。
まずは山に入る準備として長靴に履き替え、軍手をはめて、ナタや大事なiPhone、そのほかの備品をポッケに突っ込んでこの山のメイン所有犬を引き連れて道側から山を観察。
やっぱり道から壁のように斜面がそそり立っている。。。
が、そこにはなんと「杭」があるではないですか!!!ちゃんと「◯◯町」と町名まで入った石の杭!!!
良かった〜!!
と喜んだものの、まあ、そこは「道」との境だからあるのは当たり前だよね。問題は山の中!!!
事前に山林バンクさんにお話を伺っていたのですが、基本的に山の境界は国が調査した結果があるのであれば杭がすでに打ってあるのですが、調査されていないところがほとんどだそう。
そして、私の購入した山は町役場に確認したところ「5年後」に調査が実施されるとのこと。つまり地図上でははっきりしている隣接地との境界線も山の中では不明。。。
そういう場合はどうするのかというと、「隣接地の所有者に立ち会ってもらって個人間で境界線を決める」という方法があるそうです。(←結構大変)
で、その方法がこの山の中でいけるのかな?もしかして前の所有者がそんな素敵な事をしておいてくれていないかな?なーんて考えて現地の山を確認しに来たって事です。
山の中に杭発見
購入した土地は平坦地があまりなく、結構な傾斜地のため杭を見つけるのも一苦労です。
が、よーく周りを見ていたら、所々にピンクのリボンが結ばれた木がありました。
これが境界線の目印か?と思って近くまで行くと、思った通りその木の近くに杭を発見!!!
めちゃくちゃ原生林の中にも関わらず、なぜかその杭には「道路」の文字・・・
さらに、その杭は隣接地との境界線上ではなく、今回購入した土地の中にあるため境界線でもないという、よくわからない杭。
とにかく、写真は撮っておいたので、近いうちに村役場に行って聞いてみようと思います。
こんな感じで、しばらくは境界線に翻弄されそうです。
コメント