【節約】海外の引っ越しも経験した私がすすめる絶対に損しない引っ越し準備

絶対に損しない引越し準備の裏ワザ お金の知識
絶対に損しない引越し準備の裏ワザ

引っ越しの成功は準備が9割!

私の場合、九州から東京への引っ越しのほか、都内から都内、都内から海外と、何回も引っ越しを経験しました。

もともと最近の言葉でいう「ミニマリスト」だったため、引っ越し料金が安いことで友人知人には驚かれますが、実は「荷物が少ないから」というだけではなく、引っ越しを安く済ませるための努力をそれなりにしています。

ということで、今回はちょうど知り合いがお引越しをするということで、いろいろと相談されたことをまとめてみようと思います。
これから引っ越しをされる方の参考になると嬉しいです。

損しない引っ越しのために検討すべきこと

引っ越し時期を考える

これは難しい場合の方が多いかもしれませんが、やっぱり引っ越しは繁忙期と閑散期でお値段が数倍違ってくるんですよね。

特に今年は「引っ越し難民」なんて言葉ができたくらい3月の引っ越しができなくて困った人が多かったのは記憶に新しいのではないでしょうかね。

私の友人の友人(私は面識ないけど)は、家族3人で都内から地方の大都市に引っ越すため、見積もりを取ろうとしたら「そもそも受け付けられません」というのがほとんどで、何とか見積りしてくれるところを見つけてお願いしたら、何と150万円だったそうです。

結局そのご家族はその時期の引っ越しをあきらめて5月以降まで単身赴任してもらうことになったそうです。

一方閑散期といわれるのが夏です。

夏は企業の異動がなくサラリーマンのお引越しもなければ、学生さんの入学や卒業、企業への就職といったイベントもないので引っ越す人が少ないんです。まあ、当たり前ですが。

そういう時期は、当然引っ越し業者さんはお客様を獲得するために安い値段で見積もり出してきて、1件でも多く獲得しようとしてきます。

というわけで、引っ越しをしないといけなくて、ある程度時期をずらすことができるのであれば、2月~4月、年末、あと10月(秋の異動があるので)を外した時期にすると結構安くなります

さらに、引っ越しは一日がかりの作業のため、サラリーマンはできるだけ土日に引っ越しを済ませたいと考えます。

多いのが金曜日から月曜日なので、火曜日から木曜日の平日に引っ越しをすると、それだけでも引っ越しの金額は安くなります

最近では、あまり気にする人もいなくなりましたが、田舎の方では暦も気にする傾向があったため、「大安」といった吉日を避けるのも手です。

また、引っ越しは誰だって早く終わらせて夜はゆっくり新しいお家で休みたい・・・と思うもの。

そのため、午前中の予約が多くなるため、安さ重視で行くならば午後便、さらに言うなら夕方以降の引っ越しだと断然安くなります。まあ、その分夜はたいへんですけどね。

処分すべきものの洗い出し

多分、ほとんどの人はこの作業を嫌がりますよね。

私の場合、ほんっとに物がないため、処分するものもほとんどなかったのですが、さすがに海外にお引越しの時には、陶磁器類を持っていくことができないため、泣く泣くすべて処分しました。
どうやって処分したかというと、以下の3つの方法です。

  • 売る
  • 引き取ってもらう
  • 捨てる

引越し準部で不用品を売るには

最近はメルカリとかもあるので個人間売買もメジャーですが、結構面倒なんですよね。

いちいち写真をとって文章作って、コメントキタラ対応しないといけないし、送るときには割れないようにしたり配送手続きをしたり。。。なので、私は業者にお願いしました。

陶磁器類は、Wedgwoodやバカラのグラスなど、かなり良いものを集めていました。特にバカラなどのブランド物はそこそこのお値段で引き取ってもらえます。

本やDVD、最近見ないCD類もまとめて業者さんにお願い!で終わり。

もちろんお金にならないものもありますが、メルカリに出すめんどくささを考えると、「えいや!」で全部まとめて幾ら!と出してもらってお値段付かないものも引き取ってもらいました。

近所にBookOffとかあるのであれば、ちょくちょく持って行ったりしても良いですし、BookOffも本やDVDだけではなくブランド品とかも引き取ってくれるようになりましたよね。

以外な物で高額で売れるのが「趣味のおもちゃ」とかです。

フィギアとか(私は全く興味なしですが)、ミニカーとかはまとめて買い取ってくれる業者さんがいて、モノによっては結構なお値段になります

子供のおもちゃなんて、昔のものが山のようにあるので、引っ越しを機に「さようなら~」してもらうのもありですよね。(うちはまだまだ卒業できないだろうけど)

あとは、着物とかもかなり高額で売れます

あまり着物を売ろうとは思われないと思いますが、お母様やご親戚から譲ってもらったけどなかなか着る機会がないな・・・
というものは、着物のお手入れ・保管も大変なので引っ越し先に桐のタンスがないようであれば、検討してみるとよいかもしれませんね。
まあ、うちには着物なんてものはないのですが。。。

他にも、少し年配の方が多いかもしれませんが、切手とかコインとかも買い取ってもらえます
実は、私も古銭をもっています。

売ろうと思うと、モノによってはいいお値段になるものもあるのですが、私の祖父が収集していたもので、私も思い入れのあるものなのでいくら高く売れようと、これだけは売りません!

引っ越し業者を選定する

 

一番大事なことは、この引っ越し業者さんの選定だと思います。
選定の手順としては、以下のような感じで絞り込んでいくのが一番良い業者さんに巡り合える方法です。

①引っ越し業者さんの一括見積サイトで見積もりを出してもらう
②お値段だけではなくサービス内容も比較したうえで、絞り込み
③実際に来てもらって詳細見積り
④引っ越し業者さんと交渉
⑤最終的な契約内容を確認

引っ越し業者さんの一括見積サイトで見積もりを出してもらう

これは必須!

いちいち引っ越し業者さんを調べて電話かけまくるなんて時間とお金の無駄!
最近は、とっても便利な引っ越し業者さんの一括見積サイトがあるので、それを利用しない手はないです。
ここで、大体の引っ越し業者さんの相場がわかるので、それをベースとして交渉をするときのネタにできます。
ただし、サービス内容に微妙な差があったりするので、料金がすべてではないですよ!ご注意を!

ここで知っておくと良いことが2つ。

一つ目は、引っ越し業者とのやり取り用にフリーのメールアドレスを取得しておくこと!

何故なら、一括見積をするとメールが複数届いてきます。引越し用のメールアドレスを作っておくと、引っ越しが終わった後、不要なメールが来てもそのアドレスごと削除してしまえば良いので、自分の普段使っているメールアドレスに不要なメールが来ることを防げます。

また、引っ越しの比較をするのにも、引っ越し用のメールアドレス内で検索したり比べたりすることが楽になります。

そのため、一括見積をお願いする前に、gmailやhotmailなのでフリーのメールアドレスを作っておくと良いですよ。

もう一つは、信頼できる一括見積サイトを利用することです。個人情報を入力させて情報を盗むようなサイトもあるため、本当に信頼できるサイトで引越しの一括見積をするようにしましょう。

おすすめの一括見積サイトをご紹介しておきます。

お値段だけではなくサービス内容も比較したうえで、絞り込み

料金が一番大事だとは思いますが、サービス自体も結構重要です。

気を付けないといけないのが、「〇〇の場合は別料金」とか「〇〇はオプション」とかあると、実際は結構な料金になったりします。

どういうときかというと、よくあるのが段ボール箱の料金が入っているかどうか。
第10枚、中10枚までは無料、それ以上は有料とかあるので、ご自分の荷物がどれくらいあって、段ボール箱がどれくらい必要かも考えておかないといけません。

実際に来てもらって詳細見積り

私の場合、料金とサービス内容で3社から5社くらいまで絞り込んで、その会社に実際に自宅まで来てもらって見積もりをしてもらいました。

引っ越しの一括見積サイトでは、冷蔵庫とか洗濯機とか、ベッドや段ボール箱の数とか、大体の内容で見積もりをしますが、現場に来てもらったらエレベータの有無とか、間口の広さ、洗濯機の取り外しの難易度とかによっても金額が変わってきます。そのため、必ず現場での最終的な見積もりを出してもらわないといけません。

一度、自宅まで来てもらったら洗濯機置き場に扉があり、そこを外さないと取り出せないといわれ、金額が変わったことがありました。
こういう細かいことは、やっぱり現場で見積もりをしてもらわないとわからないんですよね。
業者さん自体も、最終的な契約の時には必ず現場での見積りが必要となっています。なので、この現場でのお見積りというのは必ず通る道です。

で、ここで見積金額を安くするポイント!

業者さんに来てもらうとき、複数社同じ時間帯か連続してちょっとだけ被るくらいに設定して、次々見積りしてもらうとよいです。

というのも、業者さんとしては(とくに見積もりに来る営業担当者さんは)、引っ越しを自分の会社でしてほしいと思って来ます。そのため、いわゆる「相見積もり」を現場でやってしまうのです。(もちろん後からも出来ますけど)

特に、こちらから「もう少し安くしてもらえませんか?」なんて言わなくても、他社さんも来ていると思うだけで業者さんとしては「うちが取るぞ」という気持ちになるようでそれぞれの会社さんがいい感じの料金を提示してくれます。

引っ越し業者さんと交渉

現場でのお見積りをしてもらったら、後は契約に向けてお願いする業者さんを絞り込みます。

この時には、1社か2社まで絞り込んでおいて、最終的な交渉という感じで進めます。
可能であれは1社だけに決めておいて、最終確認とちょっとした交渉という感じで進める方が、業者さんの心象も良くなります。

どういう部分を交渉するかというと、料金について可能な限りこちらの条件を業者さんにとって有利な条件を提示して、あと少しなんとかならないか?という感じです。

  • 引っ越しの時間帯を夕方以降にする
  • 段ボール箱をいくつまでにするが明確にする
  • 自分も手伝う(これは業者さんによっては邪魔になるので言わない方がいい場合もあります)
  • 大型家電を処分する(人にあげるなどして新しいところにはもっていかない)

最終的な契約内容を確認

業者さんを決めたら最終的な契約になります。

契約をするときには、細かいところもしっかりと確認しておかないといけません。

気を付けるのは、時間や運ぶ荷物の量、また不用品が出たときの処分方法や、オプション料金、契約内容以外にお金がかかりそうなことがないか(不用品の処分等)、時間通りに来てもらえなかった場合の対応方法等、気になるところは細かく確認しておいた方が良いでしょう。

最後に、お願いするからには「期待していますよ!」的なことで心理的にも良い印象を与えておくと良いですね。

やっぱり相手も人間ですから、良くしてくれる人には良くしてあげたいと思うものです。

実際の引越しの時にも、ペットボトルのお茶を用意しておくとか、安いものでも栄養ドリンクを用意しておいて、「作業の前」もしくは「作業の途中」で渡してあげると、その後の対応も良くなったりします(笑)

海外の引っ越しも経験した私がすすめる絶対に損しない引っ越し準備まとめ

引越しは本当にお金のかかる大変な作業です。

その引越しを上手に活用して、日常生活の不用品を処分して生活自体をスッキリさせるだけではなく、上手くすれば不用品も高額で売れたりもします。

また、引っ越し業者さんの選び方一つで数十万円の差が出てきます。

引越しの時には、ここでご紹介したことを気を付けて、最適な業者さんにお願いすると良いでしょう。

 

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