【育児】出産の痛みが不安・耐えられないと思うならヒプノバーシングがおすすめ

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ヒプノバーシング

ヒプノバーシングとは

ヒプノバーシングのサイトによると、以下のような説明があります。

HypnoBirthing®は、やさしく穏やかな出産を実現するための能力を十分に発揮できるよう、「心と体」づくりのメソッドとテクニックを学び、習得するための15時間に渡る出産準備プログラムです。

ヒプノバーシング、正式名称:HypnoBirthing® the Mongan method – ヒプノバーシング・モンガン・メソッドは、1989年にマリー・モンガンによってアメリカで創立され、現在世界48カ国に広がっています。

催眠=深いリラクゼーション」のテクニックを用いて、自然でお母さんと赤ちゃんにやさしく穏やかな出産をするためのプログラムです。

実際に私もパートナーと出産前に受講しました。

やはり40代で初産ともなると体力もないし、もともと生理痛が非常にひどい私としては、出産が怖かったんです。

そこで色々良い方法がないかと調べていたら、このヒプノバーシングを知りました。
海外では割とメジャーな出産方法の一つで、キャサリン妃も取り入れていると言われています。

日本では、まだ瀧野さんしか講師として認められている方はいらっしゃらない様ですが、(私が受講した2016年時点の話)、少しずつ日本でもこの考え方は広まりつつあるようです。

ヒプノバーシングで学ぶこと

ヒプノバーシングはあくまで「出産に向けた自己催眠の方法を学ぶ」ことで自分で深いリラックス状態を作り、出産するという方法です。

そのために、深いリラックス状態に持って行く方法や、自己催眠というと怪しいですが、自己暗示というと分かりやすいと思いますが、自分で自分の考えをかえて出産に対する不安や恐怖を喜びに変える方法を学びます。

ヒプノバーシング受講のサロンについて

受講は必ずパートナーと一緒に受けます。

瀧野さんは四国にお住まいとのことでしたが、ご実家のある東京都内(洗足池近く)の一軒家のお二階を専用のサロンとして使っていました。

入ったところには、ソファーがあり、リラックスできるように妊婦さんにもよいノンカフェインのコーヒーや紅茶、お茶などが自由に飲めるように置いてあります。

また、赤ちゃんや出産に関する色々なお勧めの本もおいてありました。

奥のお部屋に入ると、大きなクッションがたくさん置いてあり、どこでも自由に選んで座ってよいということでした。

少し薄暗くしてあって、アロマのいい香りと、リラックスできるような音楽(ジャズがおおかったです)がかかっていました。

ヒプノバーシングの講師:瀧野恵里子さんとは

日本で唯一のヒプノバーシングのマスタートレーナーである瀧野恵里子さんは、まだお若くて、スラとした綺麗な方です。

お写真はヒプノバーシングジャパンのサイトにも出ています。

ちょっと変わった経歴の持ち主で、色々なことを学んでいらっしゃるため、お話も面白い宇野ですが、とにかく穏やかで落ち着いた方、という印象です。

今は東京と小豆島を行ったり来たりの生活ということでした。

瀧野さんは、ヒプノバーシングの創始者であるMickeyさんから直接色々なことを学んでいらっしゃるため、受講中も実際のお産について、不安な時の対処方法やどうやって深いリラックス状態を作るのか、ということも分かりやすくいというかイメージしやすく説明して下さいます。

実際のヒプノバーシング講習の内容はどういうものか

いろいろなサイトを見て頂ければわかると思いますが、たぶん、他のサイトで書かれていることは、ヒプノバーシングに関する一般的な情報ばかりだと思います。

具体的にどんな講習内容なのか、受けていない人が書いていらっしゃるため仕方がないと思いますが、このサイトを読んで下さっている方が知りたいのは、「本当に出産は痛くないのか?どうやってリラックスするのか?」ということだと思います。

一つ目の答えは後ほどお答えしますが、二つ目の答えを私の言葉でお伝えします。

習うことはたくさんありますが、基本は「リラックスすること」です。

そのために、出産のときの自分の体をイメージしながら、いかに自分の体が出産の準備が整っているのか、いかに出産を喜びとして受け入れているのか、などをイメージトレーニングしながら体験します。

また、実際にヒプノバーシングで出産した女性たちが、苦しまないで楽に出産している映像をたくさん見ます。

そのビデオをみていると、本来女性の体は出産を苦しまずに幸せな瞬間として、場合によっては快感として受け止められるように出来ているんだということがわかります。

瀧野さんの説明では、「動物が出産するときに、ものすごく苦しみながら出産している姿はない」という説明がありましたが、確かに、苦しいのは苦しいのかもしれませんが、大声で叫んだりもだえ苦しみながら出産している動物はあまりいないように思います。

そういった、女性の体が出産を喜びとして受け入れられるようなイメージトレーニングをたくさん繰り返します。

また、パートナーさんにマッサージしてもらうやり方も学びます。

一般的なテニスボールでグリグリするのとは全く逆で、触っているのかどうか分からないくらいの指先だけで、体全体を触れるか触れないかの状態で撫でるマッサージが、本当に気持ちよく、出産のときにはこのマッサージがとても効果がありました。

他には、自宅で赤ちゃんを幸せな心で迎えるためのパートナーと一緒に練習する方法なども学びます。

資料やCDが結構たくさんあって、お家に帰ってからも継続してトレーニングすることが非常に重要なため、出来れは出産まで余裕を持って受けて頂いた方が良いでしょう。

早めに受講することで、イメージトレーニングする時間も多いので、より効果が得られやすいはずです。

ヒプノバーシングで出産の痛みは耐えられるのか?

正直言って、ヒプノバーシングの効果は人それぞれのようです。

理由は、結局どれだけ自分自身に暗示をかけてリラックスできるか、なので人によって暗示にかかりやすい人もいれば、かかりにくい人もいますし、練習する時間が短ければその分上手にリラックスできないからです。

私の場合、陣痛がはじまってから出産まで6日間かかりました。(普通じゃないお産でした)

その間、陣痛の間隔が短くなったり長くなったりを繰り返し、体力がどんどんなくなっていったため、ヒプノバーシングによるイメージトレーニングの効果はあまりなかったのかもしれません。

でも、本当に痛くて痛くてたまらない時に、パートナーがマッサージをしながら、リラックスするためのイメージトレーニングを始めてくれると、痛みがぐっと楽になりました。

お腹を引き裂くような痛みというか、巨人が頭と足をもって私の体を引きちぎろうとしているような痛みというのか、腰に巨大な岩が落ちてくるような痛みというか・・・

そんな痛みが、ふっと軽くなる感じです。

もし、このヒプノバーシングを学んでいなかったら、6日間も陣痛の痛みには耐えられなかったと思います。

ちなみに、ヒプノバーシングでは陣痛とは言わないんですよ!
出産にたいしてネガティブな言葉は使わずに、ポジティブな表現をするんです。

そういうところも、すべてリラックスして幸せな出産を迎えるための準備の一つなんです。

もし、あなたが出産の痛みが怖いと思っていたり、不安だったりするのであれば、このヒプノバーシングをパートナーと一緒に受講してみると良いと思います。

ヒプノバーシング- HypnoBirthing ®︎ - 心地よい出産メソッド
ヒプノバーシング・モンガン・メソッドHypnoBirthing®は、「催眠=深いリラクゼーション」のテクニックを使って、自然でお母さんと赤ちゃんにやさしく穏やかな出産をするための出産準備プログラムです。

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