【保険編】これだけは絶対入っておけ!子持ち・自宅持ち・自営業が入っておくべき保険

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既婚・子持・自営業が入っておくべき保険

40代シングルマザーで会社経営者である私の入っている保険

私はタイトルの通り40代でシングルマザーのうえ会社経営者(というか個人事業主に毛が生えたようなもの)です。

そんな私が今回保険について熱く語ろうとしているのには訳があります!

なぜなら・・・本気で困ったから!

「漏水事件」を読んで頂ければわかりますが、私は今まで必要な保険はしっかり入っているつもりでいました。

が・・・マジで焦った!

ということで、私のように困った人が少しでも減るように、今の私の保険をさらしつつ、絶対にこれだけは入っておけ!と言う保険を紹介します。

まずは私の入っている保険から・・・

  • 医療保険:ソニー生命
  • 学資保険:オリックス生命(無配当低解約払戻金型(終身保険RISE))
  • ガン保険:AGI富士生命
  • 養老年金保険:明治安田生命
  • 火災保険:三井住友海上火災保険
  • 地震保険:三井住友海上火災保険
  • 自動車保険:カーシェアリングの契約に含まれる
  • 旅行保険:クレジットカード付帯保険

これだけ入っていれば、とりあえず何かあっても大体はカバー出来るだろうと思っていました。

でも、これでは大事な物が一つ足りていなかったんですね。分かりますか???

それは「個人賠償責任保険」です。こちらについては、後ほど詳しくご説明します。

そもそも保険に入る必要があるの人とは

社会人になるとすぐに会社に「保険のおばちゃん」がやってきて、なんだかわけわからないうちに色々説明されるがまま、印鑑つかされていませんでしたか?

社会人になると保険に入っているのが当たり前、と言った考え方があるのか、多くの人が保険に加入しています。

かくいう私もご紹介したとおり、一通りの保険には加入しています。

でも、本来保険は普通に生活していたら必要のないものです。「いざという時」「何かあった時」に自分ではどうしようもないということを避けるために入るものです。

じゃ「いざという時」「何かあった時」というのはどういう時かというと、「収入がなくなった時」「大金を支払わないといけない状況に陥った時」でしょう。そのため、「超お金持ち」は保険に入る必要がありません。

逆に、家系的に病気をしやすかったり、将来何かあった時に自分ではどうしようもないということになりそうな人は加入しておいた方が良いということです。

私の場合でいうと、私の父方の親族は全員ガンでなくなっています。また母方の親族は、心臓疾患と脳疾患でなくなっている場合が多いです。そのうえ、私はシングルマザーなので、もし私が病気やケガで働けなくなったり死んでしまった場合、残された息子は大学への学費にも困ってしまうことでしょう。(遺族年金等の社会保障は別にして)

そのため、私は自分自身のためというよりも息子のために保険に入っているというわけです。

それでは、状況別に絶対入っておくべき保険を考えてみます。

状況別絶対に入っておくべき保険

配偶者がいて配偶者が未就職の場合

自分は働いているけど、配偶者が専業主夫・専業主婦の場合、自分に何かあったら配偶者は遺族年金だけで生活を支えて行くことになります。(正確には状況によって他にも社会保障で適用されるものがある場合もあります)

現在の給与所得が高く、遺族年金の金額も高額であれば必要ありませんが、一般的なサラリーマンであれば現在と同等レベルの生活を維持しようと思うと生命保険で死亡保障のある保険に入っておくべきでしょう。

死亡保障の金額は、保険金額によって変わってきます。途中で解約してしまっては支払った金額よりも少ない金額しか戻って来ない場合がほとんどですので、保険の払込期間を通して無理なく払える金額、かつ、生活レベルを維持できる保証金額のバランスを考えて保険金額を決めるようにすると良いでしょう。

子供がいる場合

子供がいる場合は、配偶者がいる場合と同様に生命保険で死亡保障のある保険は入っておくべきです。

ただ、配偶者がいる場合と違う点は、子供の将来のためにある程度まとまったお金を用意しておいた方が良いという点です。

もちろん、財形貯蓄や一般の銀行の預貯金でもまとまったお金をコツコツ確保することは可能です。

とはいえ、財形貯蓄は税金面で優遇があるのでお得とはいえ、特に預けている期間の利率が良いわけではありません。一般の銀行の預貯金はと言うと、平成のバブルがはじけたといわれた後からは、ずっと超長期の低金利時代が続いています。

100万円預けていても、超低金利のために利子は微々たるもので、物価上昇を考えると預けている方が損になる場合の方が多いです。

そのため、保険会社に預けて運用してもらい、必要な時期になったら銀行に預けるよりももっと高い利子がついて預けた金額よりも多い金額で保険金が戻ってくる学資保険はお得と言われているのです。

【保険編】シングルマザー的子供のための学資保険の選び方
シングルマザーで一人で会社を経営している身としては、子供の将来は心配です。私が選んだ子供の将来を安定させるための学資保険について実際の保険名を挙げて説明しています。またおすすめの学資保険やなぜその学資保険がおすすめなのかについてもご紹介しています。もし迷った場合はどうやって選べばよいのか?そのあたりも説明しているのでぜひ参考にしてみて下さい。

持家(戸建)の場合

家を持っている人は、その家が戸建ての場合、火災保険と地震保険は入っておくべきです。

火事になったら、それまでの生活で使っていたものも思い出も、場合によっては人の命さえも失います。いつも当たり前にあものが全て一瞬でなくなるので、何をしたら良いのかもわからなくなってしまいます。

また、場合によっては自宅だけではなく隣近所まで延焼し、隣家への補償も背負うことになりかねません。そうなったら、いくら命があっても、働いて働いて死に物狂いで働いても、補償の金額は数百万円、数千万円にもなるため、生きている意味が解らなくなってしまうことでしょう。

そうならないためにも、火災保険には絶対に入っておく必要があります。

また、地震保険は火災保険に付帯している場合が多いのですが、日本は地震列島ですし最近は震度5を超える地震が全国で頻発しています。

私の実家も歴史に残る大地震に遭いました。

私の実家は建替えの時にビルでも建てるのかと言うくらいの基礎を打ち地震対策をオフィスビル並みに施していたので良かったのですが、近所のお家は全壊・半壊で住むことが出来ず、親戚一同が我が家をシェルターとしてしばらく生活していました。

そんな時にも、地震保険に入っていると、ちょっとした食器の破損についても補償してくれる場合があります。

地震保険なんて・・・と思っていましたが、あの大地震で街全体がゴーストタウンのようになった風景を見ると、復旧のためにも必要なお金が返ってくるというのは非常にありがたいものだと感じました。

持家(マンション)の場合

持家がマンションの場合は、持ち家と同様火災保険と地震保険は必須です。

ただ、これだけでは足りません。火災保険にオプションとして特約を付けるか、別途、個人賠償責任保険に入っておくべきです!

私の場合、この個人賠償責任保険に入っていなかったのが発覚し、個人で補償しないといけないとなったため、とんでもないことになりかけました。

なぜそんなとんでもないことになったのかと言うと、詳しくは「漏水事件」に書いているのですが、マンションのキッチンの混合栓が経年劣化で見えない部分が破損し、気が付かないうちに漏水して階下のマンションに甚大な被害を出してしまったのです。

漏水を起こしてしまった場合、被害者への補償や慰謝料、建物の復旧に恐ろしい金額が掛かります。大体相場は100万円から300万円位とされていますが、被害の状況によっては1000万円近い金額が掛かってしまったということもあります。

普通に生活していて貯蓄をしていたとしても、一気に300万もの支払いをしなければならないとなると、生活が何とかなったとしても、精神的なダメージは尋常じゃないです!

もし、火災保険に特約を付けていたり、別の個人賠償責任保険に加入してたら、そのほとんどをカバーしてもらえますし、一番精神的に辛い被害者との示談交渉もお願い出来る場合が多いです。

個人賠償責任保険に加入しておくと、漏水の加害者蜷田場合だけではなく、自転車に乗っていて歩行者をケガさせてしまった場合、人にぶつかって相手様のお荷物を破損してしまった場合など、色々なケースが補償の対象となっているので、幅広く事故の加害者となった時にカバーしてくれます。

ですので、マンションの場合はこの個人賠償責任保険には絶対に入っておくべきです!

https://abby-my-life.com/%e5%80%8b%e4%ba%ba%e8%b3%a0%e5%84%9f%e8%b2%ac%e4%bb%bb%e4%bf%9d%e9%99%ba%e3%81%ae%e3%81%8a%e5%be%97%e3%81%aa%e5%8a%a0%e5%85%a5%e6%96%b9%e6%b3%95/

自動車を運転する場合

言わずもがな、自動車保険に入るのは必須です。

私のように、カーシェアリングを利用していて、カーシェアリングで保険に入っている場合は、そんなに必要ではないかもしれませんが、自家用車の場合は事故を起こした場合、人の命に関わるものです。

最近は、高齢者による事故が多発していますが、ご自身の命や財産だけではなく他人様の命も預かっていることを考えると、自動車保険に入らないという選択肢はありません。

自営業の場合

自営業の方の場合、一番のリスクは「収入がなくなる」ということでしょう。

収入がなくなる理由としては、いわゆる失業状態のような仕事がないということもありますが、それだけではなく病気やケガで長期にわたり働けなくなることが一番怖いことです。

一般的な病気やケガであれば医療保険で補償されるますが、半年以上の長期にわたり働けない状況が続くと医療保険ではそれまでの生活を支えるだけの収入や補償をカバーできなくなる場合があります。

そのため、自営業の方は就業不能保険・所得補償保険に入っておくべきです。

子持ち・自宅持ち・自営業が入っておくべき保険のまとめ

今回、私が経験した漏水事故をもとに、保険について色々と考えさせられました。

自分では事故など遭わない病気などしない、何かあっても大丈夫と思っていても、本当に何が起こるかわらかないのが人生です。

資産が多くていざという時にも困らない!と言う方は良いのですが、一般的なサラリーマンや自営業の方であれば、今一度ご自身の保険の加入状況をご確認してみては如何でしょうか?

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