【育児】海外(タイ)での不妊治療という選択

育児
海外(タイ)不妊治療

海外での不妊治療という選択

最近は、不妊治療という言葉も当たり前に使用されるようになりましたが、ほんの数年前までは、不妊治療というとネガティブな印象を持たれることが多かったです。

不妊治療で生まれた子供のことを「試験管ベビー」と呼んで、まるで実験で造られた子供のような印象さえ持ちました。

ところが、共働き家庭が増え女性の社会的地位の向上に伴い、婚期が遅くなり出産年齢も上がってくると、いざ子供が欲しいと思っても子宝に恵まれないということが多くなり、国を挙げて子供に対する対策を打ち出すようになりました。

Abbyが子供を欲しいと思ったときは、まだ、助成金の制度も確立しておらず、またプロフィールを読んで頂ければわかりますが、未婚で不妊治療ということは現在でもハードルが非常に高いものです。

日本の法制度、医療倫理観の中では、Abbyのように未婚の人は不妊治療が難しいということがあり、海外での不妊治療を検討しました。

何処の国で不妊治療をするのか

日本以外で不妊治療をする上で、まず一番に考えるのが「どこの国で不妊治療をするか」ということです。

検討する項目としては以下のようなものがありました。

  1. 英語が通じること
  2. 不妊に関する専門医がいること
  3. 不妊に関する高度な医療機器がそろっていること
  4. 滞在期間の安全が確保できること
  5. 金銭的に治療が続けられる治療費であること

上記の条件を満たす国としていくつかの候補がありました。

アメリカ(ハワイ)の不妊治療専門病院

ハワイで不妊治療をしている日本人は割と多くいらっしゃるため、インターネットでも情報を集めやすく、英語圏ということもあり、候補としては第一候補にしていました。

専門医や高度な医療機器、医療体制についても問題がなく、滞在も温暖なハワイでのんびりできることは、ストレスの多い不妊治療には最適です。

一つ気になっていたのが、いつまで続くのかわからない不妊治療の医療費です。
アメリカは医療費がとても高いうえ、不妊治療については日本の保険では適用外のためすべて自費になります。

そこがアメリカ・ハワイでの不妊治療はネックになっていました。

ハワイの不妊治療専門病院

参考情報としてハワイの不妊治療専門病院をご紹介します。
ただし、コンタクトを含めすべて自己責任をお願い致します。

  1. Advanced Reproductive Center of Hawai‘i
    住所:Kapiolani Medical Center Office Building・1319 Punahou Street Suite 510・Honolulu, Hawaii 96826
    電話:(808)-949-6611
    メール:arch@archawaii.com
    HP:https://www.archawaii.com/ja
  2. カピオラニ病院
    住所:1319 Punahou St, Honolulu, HI 96826
    電話:(808)-983-6000

    メール:コンタクトフォームから問合せ
    HP:https://www.hawaiipacifichealth.org/kapiolani/
  3. Fertility Institute of Hawaii
    住所:1401 S Beretania St, Honolulu, HI 96814
    電話:(808)-545-2800
    メール:コンタクトフォームから問合せ
    HP:https://www.ivfcenterhawaii.com/

台湾の不妊治療専門病院

台湾では、不妊治療だけではなく卵子の提供を行っている病院もあります。
中には、日本で説明会を行っている病院や、エージェントを通して治療や卵子の提供を行う病院もあります。

ただし、エージェントは良いエージェントだけとは限らないうえ、卵子の提供については色々と考えるべき点もあります。

子供が欲しいと思って探していた時は、どんなことをしても子供が欲しいと思っているため、判断が鈍ることがあります。

エージェントや病院は自己責任でしっかりしたところを選んでください。
ここでご紹介する病院は、Abbyが実際に通ったわけではなく、調べた病院です。検討するときには、まずしっかり説明を受け、安心して任せられるかをご自分でご判断下さい。

  1. 宏孕ARTクリニック(セントマザー産婦人科医院経由)
    住所:〒807-0825 福岡県北九州市八幡西区折尾4丁目9番12号
    電話:093-601-2000(24時間対応)
    メール:コンタクトフォームより問合せ
    HP:https://www.stmother.com/treatment/treatment11/honji/

タイの不妊治療専門病院

タイの病院は実際にAbbyが不妊治療を行った病院とインターネットで調べた病院をご紹介します。
1の病院がAbbyが不妊治療を受けていた病院です。

ただし、不妊治療やコンタクトについては、すべて自己責任でお願い致します。

  1. Advanced IVF Fertility Center
    住所:942/115-6,17th Fl.Charn Lssara Tower, RamaⅣ Road, Suriyawongse,Bangruk,Bangkok 10500
    電話:+66(2632)-8889
    メール:なし
    HP:なし
  2. バムルンラード・インターナショナル
    住所:3 Sukhumvit 3 (Soi Nana Nua), Wattana, Bangkok, 10110 Thailand
    電話:+66(2066)-8888
    メール:コンタクトフォームより問合せ
    HP:https://www.bumrungrad.com/japanese
  3. バンコク病院
    住所:2 Soi Soonvijai 7, New Petchburi Rd., Huaykwang, Bangkok 10310 Thailand
    電話:0 2310 3000, +662 BANGKOK or 1719 (local calls only)
    メール:info@bangkokhospital.com
    HP:https://www.bangkokhospital.com/index.php/en

タイで不妊治療しようと思った理由

タイに決めた理由というよりは、消去法で決めたので他の国を選ばなかった理由というのが正しいです。

ハワイは、非常に良かったのですが、いつまで続くかわからない不妊治療で、高額な医療費を払い続けることが出来るか、というところが疑問だったためです。

台湾は当時あまり情報がなく、英語で電話をしたところ、コミュニケーションが難しそうだというところです。

タイのAdvanced IVF Fertility Centerでは、受付の女性も英語が話せるうえ、先生は日本の虎の門病院に一時期研修で勤務していた実績もある方だったので、日本での不妊治療も理解していたことが良かったです。

タイは滞在中の費用も非常に安く、食べ物もおいしいので長期間の滞在でもストレスなく滞在できました。

また、バンコクは日本人が非常に多く、電車に乗ると必ず日本語が聞こえてくるうえ、日本食や日本のものを売っているお店がどこに行ってもあるため、全く日本を離れて治療している不安がありませんでした。

タイは医療先進国といわれていることもあり、Advanced IVF Fertility Centerの機材は最新でしたし、説明も英語でも非常に分かりやすく、何より先生も看護師さんも皆さん優しく親切だったのがなによりでした。

実際のタイでの不妊治療については、また別の記事でご紹介致します。

 

コメント