不妊治療と漢方薬の併用について

不妊治療のための漢方薬 育児
不妊治療のための漢方薬

不妊治療中と漢方薬

私の周りには不妊治療を行って妊娠・出産されたカップルが非常に多くいらっしゃいます。

その方々の半分くらいの方は、病院での治療と並行して漢方薬も飲んでいらっしゃいました。

私も、友人の勧めで漢方薬を飲むことにして、西洋医学と東洋医学の両方から不妊治療に臨んでいました。

中には病院で漢方薬は気休めでしかないといわれることもありますが、気休めでもなんでもいいからやれることは全部やる!というのが私の考えだったので、漢方薬も不妊治療に取り入れることにしました。

漢方薬はどこで処方してもらうのか?

漢方薬を使って不妊治療をすると決めたは良いのですが、ではどこで不妊治療にあった漢方薬を処方してもらえばいいのか?という疑問がありました。

私に漢方薬を進めてくれた友人に相談したところ、練馬の方に不妊治療のための漢方薬を処方して下さると子がある、と分かったのですが、仕事をしながら不妊治療の病院に通いながら、自宅から練馬まで通うのは時間的に難しかったので、自宅付近の目黒区・世田谷区でさがしてみました。

漢方薬誠心堂(学芸大学駅:目黒区鷹番)

色々さがして見つかったのが、自宅からも近い「漢方薬誠心堂」さんでした。

漢方薬 誠心堂(学芸大学店)
〒152-0004 東京都目黒区鷹番3-1-5 グリーンアース1F
03-5768-4193
http://www.seishin-do.co.jp/gakugeidai.html
10:00 ~ 19:00(12/31~1/3休み)

誠心堂さんは不妊治療でもかなり実績がある漢方の処方箋薬局で、壁には過去の不妊治療の年齢別の実績がグラフにして貼ってありました。

それを見ると40代でも結構無事に出産されている方が多かったので、自分も絶対にその中の一人になる!と思いつつ記事を読んでいました。

漢方薬誠心堂さんでの診察と治療内容

誠心堂さんに入ると、漢方薬独特の苦いような香ばしいような、そんなにおいがします

誠心堂さんでは、最初に問診表に自分の状態だけではなく、過去の治療歴なども細かく記載しました。

また、女性のことだけではなく、男性側についても記載する項目がありました。

問診表に記載する間、漢方薬のお茶を出され、ちょっと癖はありますが割と飲みやすいものだったのと、体のためという思いでいつも美味しくいただいておりました。

問診表の記載が終わると奥の個室で面談というか診察に入ります。

診察は、「舌」を見て判断されるもので、そのときの体調などを問診表の内容やヒアリングと合わせて診て頂きます。

私の場合は、年齢による卵子の老化防止、冷え対策、月経不順を整えることを第一に言われました。

パートナーは基本的に問題はないのですが、やはり年齢による精子の老化防止を言われました。

それぞれの症状にあった漢方薬を処方されるのですが、処方される漢方薬はその時々の体調によっても変わってきます。

処方される漢方薬は、大体3種類か4種類くらいをミックスされるのですが、それぞれをその時の症状に合わせた分量で煎じやすいように麦茶のパックみたいにして下さいます。

漢方薬を煎じる

処方された漢方薬は、ツムラの漢方薬のように下流んになっているものではないため、毎日自分で煎じて飲まないといけません。

煎じ方は、最初に誠心堂さんで詳しく説明して下さいます。
簡単に言うと、毎回処方される漢方薬が違うので、それぞれ処方された分量のパックをお鍋やおやかんに入れて、お水からに出していきます。

最低30分はに出して、暖かいお茶としても冷たくして飲んでも良いので、毎日決まった量を摂取しないといけません。

毎日煎じないといけないのですが、二日分くらいならまとめてに出しておいても良いとのことだったので、私はだいたい2日に1回煎じていました。

漢方薬によって味は毎回違いますが、正直言って「まずいです。
味は期待してはいけません。とにかく「まずい」です。

それでも、赤ちゃんを授かるためだと思えば、まずい漢方薬だって、面倒な30分以上の煮だし作業だって頑張れます。

漢方薬での治療の費用は?

これについては、人によって全く違ってくると思います。
私自身も、処方される漢方薬によって、毎回違っていました。

とはいえ、大体ですが、私の場合は月に5万円位掛かっていました。
パートナーの分が3万円位だったので、二人合わせると8万円位を毎月払っていました。

誠心堂さんはクレジットカードでの支払いも大丈夫だったので、私は毎回クレジットカードで支払っていました。

漢方薬は不妊治療に効果があるのか

こればっかりは分かりません。

ただ、実際に生理不順や冷え性はだいぶん改善されました。
また、まずい漢方薬を飲むことで、自分自身がやれることは全部やるという思いを実践しているという満足感はあります。

西洋医学を学んでいらっしゃる方や一般的な考えでは、東洋医学を気休めとしてとらえがちですが、漢方薬も鍼灸治療も、全く効果がないとは言えないのではないかと個人的には思います。

私の場合は41歳で妊娠し42歳で出産することが出来ました。

もちろん漢方薬が効果があったからとは言いません。

他にも不妊治療で「ファティリティクリニック東京」に通っていましたし、色々なことを実践してきました。

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また、この誠心堂さんの姉妹店(?)の鍼灸治療院にも通っていましたので、どれが効果があってどれが効果がなかったとはいえません。

それでも、これらすべてを実践した結果、幸いなことに我が子をこの腕に抱くことが出来たのだと思います。

子供が生まれたときに、母に冗談で「この子の命はプライスレス!だけど生まれた時点で中古のベンツ一台分は掛かってる!」と言ったものです。

 

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